現在のプロジェクトの NAME
、DOMAIN
、ADDR4
、および ADDR6
プロパティを設定します。
NAME
にはホストの正準名のホスト部分が含まれます。
ホストが見つからない場合、ホストにはタスクに指定された名前、またはホストが指定されておらずローカルホストの名前が見つからなかった場合は localhost
が含まれます。DOMAIN
にはホストの正準名のドメイン部分が含まれます。
ホストが見つからない場合、ドメインにはタスクに指定されたドメイン、またはホスト / ドメインが指定されていなかった場合は localdomain
が含まれます。ADDR4
には最も意味の広いホストの IPv4 アドレスが含まれます。
IPv4 アドレスが見つからず、ホストが指定されている場合、0.0.0.0
アドレスが返されます。ホストが指定されていない場合は、127.0.0.1
アドレスが返されます。ADDR6
には最も意味の広いホストの IPv6 アドレスが含まれます。
IPv6 アドレスが見つからず、ホストが指定されている場合、::
アドレスが返されます。ホストが指定されていない場合は、::1
アドレスが返されます。
これらのプロパティは、ビルドファイルで使用できます。たとえば、ホスト付きファイル名を作成したり、ドキュメント内のプレースホルダータグを置き換えて、ビルドが実行されたホストなどを示すことができます。このタスクの最適な場所は、おそらく初期化ターゲットにあります。
属性 | 説明 | 必須 |
---|---|---|
prefix | 設定されたすべてのプロパティに使用されるプレフィックス。 | いいえ、デフォルトはプレフィックスなし |
host | 情報の取得対象のホスト。 | いいえ、デフォルトはタスクが実行されているホストの情報を取得すること |
最も「グローバル」なアドレスを使用して、ローカルホストの NAME
、DOMAIN
、ADDR4
、および ADDR6
を設定します。
<hostinfo/>
ホスト名 www.apache.org (正準名と IP アドレスが変更されないことを想定) の remotehost.NAME
プロパティを eos、remotehost.DOMAIN
プロパティを apache.org、remotehost.ADDR4
プロパティを 140.211.11.130、remotehost.ADDR6
プロパティを :: に設定します。
<hostinfo prefix="remotehost" host="www.apache.org"/>