JavaCC

説明

構文ファイルで JavaCC コンパイラコンパイラを呼び出します。

javacc タスクを使用するには、target 属性を処理する構文ファイルの名前に設定します。Apache Ant が JavaCC クラスを見つけられるように、javacchome 属性を使用して JavaCC インストールを含むディレクトリも指定する必要があります。必要に応じて、生成されたファイルを特定のディレクトリに書き込む outputdirectory を設定することもできます。設定しない場合は、JavaCC は生成されたファイルを構文ファイルを含むディレクトリに書き込みます。

このタスクは、構文ファイルが生成された .java ファイルよりも新しい場合にのみ JavaCC を呼び出します。JavaCC は、生成されたパーザの Java クラス名が、.jj を無視して構文ファイル名と同じであると想定します。そうではない場合も、javacc タスクは引き続き機能しますが、常にファイルを出力します。

パラメータ

属性 説明 必須
target 処理する構文ファイル。 はい
javacchome JavaCC 配布を含むディレクトリ。 はい
outputdirectory 生成されたファイルを書き込むディレクトリ。設定されていない場合、ファイルは構文ファイルを含むディレクトリに書き込まれます。 いいえ
buildparser BUILD_PARSER 構文オプションを設定します。これは、ブールオプションです。 いいえ
buildtokenmanager BUILD_TOKEN_MANAGER 構文オプションを設定します。これは、ブールオプションです。 いいえ
cachetokens CACHE_TOKENS 構文オプションを設定します。これは、ブールオプションです。 いいえ
choiceambiguitycheck CHOICE_AMBIGUITY_CHECK 構文オプションを設定します。これは、整数オプションです。 いいえ
commontokenaction COMMON_TOKEN_ACTION 構文オプションを設定します。これは、ブールオプションです。 いいえ
debuglookahead DEBUG_LOOKAHEAD 構文オプションを設定します。これは、ブールオプションです。 いいえ
debugparser DEBUG_PARSER 構文オプションを設定します。これは、ブールオプションです。 いいえ
debugtokenmanager DEBUG_TOKEN_MANAGER 構文オプションを設定します。これは、ブールオプションです。 いいえ
errorreporting ERROR_REPORTING 構文オプションを設定します。これは、ブールオプションです。 いいえ
forcelacheck FORCE_LA_CHECK 構文オプションを設定します。これは、ブールオプションです。 いいえ
ignorecase IGNORE_CASE 構文オプションを設定します。これは、ブールオプションです。 いいえ
javaunicodeescape JAVA_UNICODE_ESCAPE 構文オプションを設定します。これは、ブールオプションです。 いいえ
jdkversion JDK_VERSION オプションを設定します。これは、文字列オプションです。 いいえ
keeplinecolumn KEEP_LINE_COLUMN 構文オプションを設定します。これは、ブールオプションです。 いいえ
lookahead LOOKAHEAD 構文オプションを設定します。これは、整数オプションです。 いいえ
optimizetokenmanager OPTIMIZE_TOKEN_MANAGER 構文オプションを設定します。これは、ブールオプションです。 いいえ
otherambiguitycheck OTHER_AMBIGUITY_CHECK 構文オプションを設定します。これは、整数オプションです。 いいえ
sanitycheck SANITY_CHECK 構文オプションを設定します。これは、ブールオプションです。 いいえ
static STATIC 構文オプションを設定します。これは、ブールオプションです。 いいえ
unicodeinput UNICODE_INPUT 構文オプションを設定します。これは、ブールオプションです。 いいえ
usercharstream USER_CHAR_STREAM 構文オプションを設定します。これは、ブールオプションです。 いいえ
usertokenmanager USER_TOKEN_MANAGER 構文オプションを設定します。これは、ブールオプションです。 いいえ
maxmemory フォークされた JVM に割り当てる最大メモリの量。 Ant 1.8.3 以降 いいえ

以下の文法ファイルでJavaCCを呼び出し、ビルドされたファイルはbuild/srcに書き込まれます。src/Parser.jjここで文法オプションのSTATICはJavaCCを呼び出す時にtrueに設定されます。

<javacc target="src/Parser.jj"
        outputdirectory="build/src"
        javacchome="c:/program files/JavaCC"
        static="true"/>