Apache Ant 1.6 以降
JJDoc 構文解析器コンパイラのための JavaCC コンパイラコンパイラプリプロセッサを呼び出します。JavaCC パーサースペシフィケーションを取り、BNF 文法のためのドキュメントを作成します。コマンドラインオプションによって定義された 3 つのモードで動作します。
jjdoc
タスクを使用するには、target 属性を処理する JavaCC 文法ファイルの名前に設定します。Ant が JavaCC クラスを見つけられるように、javacchome 属性を使って JavaCC のインストールが含まれているディレクトリを指定する必要があります。さらに、生成された BNF ドキュメントファイルを特定の (ディレクトリと) ファイルに書き込む outputfile を設定することもできます。または、jjdoc
は生成された BNF ドキュメントファイルを、サフィックス .txt または .html が付与された JavaCC 文法ファイルとして書き込みます。
このタスクは、文法ファイルが生成された BNF ドキュメントファイルよりも新しい場合にのみ JJDoc
を呼び出します。
属性 | 説明 | 必須 |
---|---|---|
target | 処理する JavaCC 文法ファイル | はい |
javacchome | JavaCC distribution が含まれるディレクトリ | はい |
outputfile | 生成された BNF ドキュメントファイルを書き込むファイル。設定されていない場合は、ファイルは JavaCC 文法ファイルと同じ名前で、サフィックスは .html または .txt になります | いいえ |
text | TEXT BNF ドキュメントオプションを設定します。これは boolean オプションです | いいえ |
onetable | ONE_TABLE BNF ドキュメントオプションを設定します。これは boolean オプションです | いいえ |
maxmemory | フォークされた JVM に割り当てるメモリの最大容量。Ant 1.8.3 以降 | いいえ |
文法ファイル src/Parser.jj で JJDoc を呼び出し、生成された BNF ドキュメントファイル ParserBNF.html を doc に書き込みます。
<jjdoc target="src/Parser.jj" outputfile="doc/ParserBNF.html" javacchome="c:/program files/JavaCC"/>