Ant 1.10.0 以降.
Java の NIO のパーミッションサポートを使用してファイルパーミッションを変更します。
このタスクは、chmod と attrib のプラットフォーム固有の機能のサブセットをプラットフォームに依存しない方法で提供します。
mode または permissions 属性を介してパーミッションを指定しない場合は、ネストされたリソースからすべてのパーミッションが削除されます。
タスクはネストされたリソースコレクションの一部として任意のリソースを受け入れますが、すべてのリソースでパーミッションの設定がサポートされているわけではありません。このタスクは、パーミッション設定がサポートされていないリソース(たとえば URL)に対しては何も行いません。
パーミッションはネストされたリソースコレクションに含まれるすべてのリソースに適用されます。各タイプのリソースに異なるパーミッションセットを適用する場合は、コレクションがファイルまたはディレクトリのみを返すようにする必要があります。
属性 | 説明 | 必須 |
---|---|---|
permissions | PosixFilePermission 値の名前をコンマ区切りリストとして設定するパーミッション。 | いいえ |
mode | パーミッションを伝統的な Unix の 3 桁の 8 進数として設定します。 | いいえ |
nonPosixMode | ファイルシステムが POSIX ファイルパーミッションをサポートしていないためにファイルのパーミッションを変更できない場合の対処方法。可能なオプションは fail(ビルドを失敗させる)、 pass(単にエラーをログに出力する)、 tryDosOrFail(少なくとも DOS ファイルシステムで読み取り専用フラグを設定し、それが不可能な場合は失敗する)、 tryDosOrPass(少なくとも DOS ファイルシステムで読み取り専用フラグを設定し、それが不可能な場合は単にエラーをログに出力する)です。 |
いいえ。failがデフォルトです。 |
failonerror | パーミッションの設定に失敗した場合に、ビルドを停止するかどうか。 | いいえ。trueがデフォルトです。 |
リソースコレクション は、リソースのグループを選択するために使用されます。
ファイル start.sh を全員が読み書きでき、さらに所有者のみが書き込み可能にします。
<setpermissions mode="755"> <file file="${dist}/start.sh"/> </setpermissions>
ファイル start.sh を全員が読み書きでき、さらに所有者のみが書き込み可能にします。
<setpermissions permissions="OWNER_READ,OWNER_WRITE,OWNER_EXECUTE,OTHERS_READ,OTHERS_EXECUTE,GROUP_READ,GROUP_EXECUTE"> <file file="${dist}/start.sh"/> </setpermissions>