ビルドの成否に応じて、ビルド の最後にサウンドファイルを再生します。再生する特定のサウンドファイルかディレクトリを指定できます。<sound>
タスクでは、ディレクトリ が指定されると、再生するファイルをランダムに選択します。注意: 現時点では、ランダム選択は、適切なサウンドファイルの拡張子で終わるファイルだけでなく、ディレクトリ内のすべてのファイルに基づいて行われます。したがって、指定するディレクトリにはサウンドファイルのみが含まれていることを確認してください。
正確には、<sound>
は、ビルドの完了時にトリガーされるフックを登録します。そのため、このタスクを最上位、または必ず実行されるターゲット内に配置する必要があります。
Java 1.3 以降で実行していない場合、クラスパスに Java Media Framework (<code class="code">javax.sound
)が必要になります。
ビルドが成功した場合に再生されるサウンドを指定します。
ビルドが失敗した場合に再生されるサウンドを指定します。
<success>
および <fail>
要素では、次の属性を使用できます。
属性 | 説明 | 必須 |
---|---|---|
source | 再生するサウンドファイルディレクトリへのパス、または特定のサウンドファイルの名前です。このファイルが存在しない場合は、エラーメッセージがログに記録されます。 | はい |
loops | サウンドファイルを再生する追加回数です。 | いいえ。デフォルトは 0です。 |
duration | サウンドファイルを再生する時間(ミリ秒)です。 | いいえ |
fun
プロパティが true
に設定されている場合、ビルドが成功したら bell.wav サウンドファイルを 3 回再生し、ビルドが失敗したら ohno.wav サウンドファイルを 3 回再生します。ターゲットが、他のターゲットが依存する「初期化」ターゲットの依存関係である場合、fun.done
プロパティによってターゲットが一度しか実行されなくなります。
<target name="fun" if="fun" unless="fun.done"> <sound> <success source="${user.home}/sounds/bell.wav"/> <fail source="${user.home}/sounds/ohno.wav" loops="2"/> </sound> <property name="fun.done" value="true"/> </target>
ビルドが成功または失敗した場合にランダムにサウンドファイルを選択して再生します。
<target name="fun" if="fun" unless="fun.done"> <sound> <success source="//intranet/sounds/success"/> <fail source="//intranet/sounds/failure"/> </sound> <property name="fun.done" value="true"/> </target>