GUnzip/BUnzip2/UnXZ

説明

GZip、BZip2 または XZ を使用してパックされたリソースを展開します。

dest がディレクトリーである場合、展開先のファイルの名前は src と同じです（.gz、.bz2 または .xz 拡張子が存在する場合には削除されます）。dest が省略された場合、src の親ディレクトリが使用されます。ファイルは、ソースリソースが展開先ファイルより新しい場合、または展開先ファイルが存在しない場合にのみ展開されます。

XZ 圧縮のサポートは Apache Ant 1.10.1 以降 に追加されており、Ant の配布に含まれていない外部ライブラリに依存しています。詳細については、ライブラリの依存関係を参照してください。

パラメーター

入れ子要素として指定されたパラメーター

任意の リソース または単一の要素のリソースコレクション

指定されたリソースが src として使用されます。

例

test.tar.gz を test.tar に展開します。

<gunzip src="test.tar.gz"/>

test.tar.bz2 を test.tar に展開します。

<bunzip2 src="test.tar.bz2"/>

test.tar.xz を test.tar に展開します。

<unxz src="test.tar.xz"/>

test.tar.gz を test2.tar に展開します。

<gunzip src="test.tar.gz" dest="test2.tar"/>

test.tar.gz を subdir/test.tar に展開します（subdir がディレクトリであると仮定します）。

<gunzip src="test.tar.gz" dest="subdir"/>

https://example.org/archive.tar.gz をダウンロードし、プロジェクトの basedir 内の archive.tar にオンザフライで展開します。

<gunzip dest=".">
  <url url="https://example.org/archive.tar.gz"/>
</gunzip>

関連するタスク

次の

<gunzip src="some-archive.gz" dest="some-dest-dir"/>

は次と同じです。

<copy todir="some-dest-dir">
  <gzipresource>
    <file file="some-archive.gz"/>
  </gzipresource>
  <mapper type="glob" from="*.gz" to="*"/>
</copy>

<bunzip2> と <bzip2resource> または <unxz> と <xzresource> についても同じです。<copy> は、オンザフライで ファイルのフィルタリング を行ったり、ファイルを複数の展開先にマッピングしたり、最終変更時刻や構成可能なファイルシステムのタイムスタンプの粒度を保持したりするなどの追加の機能を提供します。