Waitfor

説明

指定の条件のセットが真になるまで実行をブロックします。これは、parallel タスクを使用して、プロセス セットを同期するために使用されます。

待機する条件は、ネストした要素で定義されます。複数の条件が指定されている場合、タスクはすべての条件が真になるまで待機します。

maxwaitmaxwaitunit の両方が指定されていない場合、maxwait のデフォルトは 3 分(180000 ミリ秒)です。

timeoutproperty 属性が設定されている場合、指定した時間内に条件が真にならなかった場合、その名前のプロパティが作成されます。

パラメータ

属性 説明 必須
maxwait タスクを失敗する前にすべての必須条件が真になるまで待つ最大時間。 いいえ。デフォルトは 180000 maxwaitunits。
maxwaitunit maxwait 属性の値を解釈するために使用される時間単位。有効な値は次のとおりです。
  • millisecond
  • second
  • minute
  • hour
  • day
  • week
いいえ。デフォルトは millisecond です。
checkevery 条件をテストするたびに待機する時間。 いいえ。デフォルトは 500 checkeveryunits。
checkeveryunit checkevery 属性の値を解釈するために使用される時間単位。有効な値は次のとおりです。
  • millisecond
  • second
  • minute
  • hour
  • day
  • week
いいえ。デフォルトは millisecond です。
timeoutproperty maxwait が超えた場合に設定するプロパティの名前です。 いいえ

ネストされた要素として指定されたパラメータ

<waitfor> タスクを満たす使用可能な条件は、<condition> タスクの条件と同じです。全リストについては、こちら を参照してください。

errors.log というファイルが表示されるまで最大 30 秒間待機します。

<waitfor maxwait="30" maxwaitunit="second">
    <available file="errors.log"/>
</waitfor>

localhost 上の Web サーバーが指定された URL を処理するまで最大 3 分(500 ミリ秒ごとにチェック)待機します。

<waitfor maxwait="3" maxwaitunit="minute" checkevery="500">
    <http url="https://localhost/myapp/index.html"/>
</waitfor>

dbserver マシンのサーバーがポート 1521 でリッスンを開始し、https://webserver/mypage.html Web ページが利用可能になるまで最大 10 秒間待機します。

<waitfor maxwait="10" maxwaitunit="second">
    <and>
        <socket server="dbserver" port="1521"/>
        <http url="https://webserver/mypage.html"/>
    </and>
</waitfor>